ヘッダー画像

きくなコラム

COLUMN

虫刺され(刺虫症)について・・・その2  【 小児科 】|きくな小児科皮ふ科クリニック|菊名駅の小児科・皮ふ科

虫刺され(刺虫症)について・・・その2  【 小児科 】

虫に刺された場合、一般的には「痛み」を感じたり「痒み」を感じたりします。

痛みの原因は、虫が皮膚を刺したり咬んだりしたことによる物理的な痛みと皮膚に注入された物質による科学的な刺激による痛みがあります。

代表的なものでは蜂に刺されたりムカデに咬まれたりすることにより皮膚に注入された有毒物質によって激しい痛みを生じる事があります。

痒みの原因は、皮膚に注入された物質(唾液腺物質や毒成分)に対するアレルギー反応によって生じます。

このアレルギー反応には即時型(刺されてすぐに起こる)反応と遅発型(ゆっくり起こる)反応があります。

即時型反応は、刺された直後から痒み・発赤・蕁麻疹などが出現し、数時間で軽快する反応です。

遅発型反応は、刺されて1~2日後に痒み・発赤・ぶつぶつが出現し数日から1週間で軽快するというような少し経過が長い反応です。腫れたり水ぶくれになったりすることもあります。

遅発型反応は今までその虫に刺された頻度や体質が影響するため個人差が大きいのが特徴です。

では、蚊に刺された場合はどのような症状になるのでしょうか? それは次回へ・・・